ニコレットの素材と未成年の使用について

ニコレットは禁煙グッズのひとつとして、長い間人気を保っている医薬品です。おおむね3か月をめどにして、タバコを徐々にやめていくために使います。何種類かのフレーバーが付いた製品に分かれていますが、いずれも主成分はニコチンです。タバコを吸いたいという気持ちは、ニコチンの依存症状と考えられます。この症状が現れたとき、タバコのかわりにニコレットを使用することで、吸いたい気持ちを抑えるという仕組みです。
ニコレットにはキシリトールやハッカ油、メントールなどの素材も含まれています。これらは気分を爽快にして、禁煙のイライラを軽減する効果があります。ただし禁煙薬の中には、タバコの味を嫌いにさせる効果を持ったものもありますが、ニコレットにはそのような作用はありません。あくまでタバコの代用品ということになります。したがってニコチンの依存症を治すには、ニコレットの量を徐々に減らしていかなければなりません。それには「禁煙したい」という強い意志も必要です。使用法を誤ると、タバコをやめた代わりに、ニコレットの依存症になってしまうことも考えられます。
成分にニコチンが含まれているため、ニコレットを未成年に販売することは禁止されています。未成年でもヘビースモーカーで、タバコを真剣にやめたい人はいるはずですから、販売してもよさそうですが、法律上の問題なので仕方ありません。またタバコを吸わない人がニコレットの味を知って、ニコチン中毒になる危険もあります。安易に販売を許すと、かえってタバコの害を広める恐れがあるため、このような措置が取られています。未成年が禁煙したいときは、医療機関の禁煙外来を受診するのが基本となります。

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