オールオン4という歯を全て失った時の治療方法

近年よく見聞きするオールオン4というインプラント治療ですが、これは歯をほとんど失った人や無歯顎の人に対する治療法です。
歯が無くなった場合、多くの人は入れ歯を想像するでしょう。
最近では使いやすい入れ歯も多く出現してきていますが、やはり自分の歯のように使うことは困難です。
噛む力や発音においては、やはり自分の歯と同様なものはなかなか難しいでしょう。
入れ歯が合わなくて困っている人、またしっかりと噛んで食事を楽しみ、周囲の人と会話をしたい、大きな口を開けて笑いたいなどと望んでいる人に適した治療法です。

この治療法が出る前にはインプラントで義歯を固定するためには片顎に対して10本程度のインプラントの埋め込みが必要でした。
インプラントの治療費の多くは埋め込む本数に大きくかかわってくるため、非常に高額な治療費が必要になっていました。
また治療を受けるにも患者の身体面でも大きな負担を強いる治療となっていました。

オールオン4とは片顎の義歯を4本のインプラントで支えるというものです。
無歯顎の人の多くは高齢者であり健康面でも問題を抱えてえ入る人が多いでしょう。
また歯が抜け落ちて時間が経過すると歯槽骨の骨量も減少してきます。
オールオン4は埋め込みのインプラントが少なくてすみ、手術も簡単になっています。
また骨量の多い場所を選んでインプラントを埋め込むので骨移植の必要もありません。
この方法では骨量の少なくなりがちな奥歯の位置への埋め込みはせず、斜めにインプラントを埋め込むことで噛んだ時の力を均等に分散されるように計算されており、そのことが少ない数で義歯の固定を可能にしているのです。

身体への負担も少なく、また費用面でも従来の義歯に対するインプラントに比べるとかなり負担が軽減されています。
ノーベルガイドといわれるシステムを利用して、コンピュータによる精密な治療計画を立て、実際の手術も予め作成されたガイドを装着し、その場所に正確に人工歯根を埋め込むことができるのです。
歯茎を切開することなく小さな穴をあけるだけでインプラントの埋め込みをおこなうため、その日のうちに多くの場合は仮歯を装着し食事も摂ることができます。
その後インプラントが歯槽骨に融合する期間を経て義歯を取り付けます。

オールオン4は審美面においても自然であり、機能的なものです。
患者のQOLを上げ、生活を楽しむためにはとても有効な治療法になっています。

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